お湯の力

効能・環境効果

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■ 効 能

【浴 用】
高血圧症・動脈硬化・脳卒中の後遺症・慢性関節リューマチ・慢性筋肉リューマチ・神経痛・骨及び関節等の運動障害及び疲労回復

【飲 泉】
便秘を主とする整腸作用・胆汁分泌促進作用

■ 禁忌症と適応症

禁忌症
【浴用・飲泉】
急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他の一般に病性進行中の疾患、妊娠初期と後期

適応症
【浴 用】
高血圧症、動脈硬化症、脳卒中の後遺症、慢性関節リューマチ、慢性筋肉リューマチ、神経痛、骨及び関節等の運動障害および疲労回復
【飲 泉】
便秘を主とする整腸作用、胆汁分泌促進作用

回復力・杖要らず

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鹿教湯温泉は、ご利用いただいたお客様方に「回復力の湯」「杖要らずの湯」とお褒めの言葉を頂いております。 柔らかく、身体の芯まで温まる鹿教湯温泉の泉質は、神経痛・関節痛・リュウマチ等の痛みを和らげ、本来持っている回復力を高め身体の疲れを癒してくれるからでしょう。

科学的・物理的作用

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科学的作用

温泉に含まれる化学成分が「皮膚に付着」「皮膚から吸収」「ガス成分が肺から吸収」「飲用により体内に吸収」されることにより生じる作用。よって、含有される化学成分によってその作用は異なる。 鹿教湯温泉の泉質は、「単純温泉弱アルカリ性低張性高温泉」で一般的には「中風の湯」、「神経痛の湯」として知られている。弱アルカリ性とは、温泉に含まれる水素イオン濃度が7.5~8.5pHのものを言い、この濃度が低くなると酸性に近づいて行く。アルカリ性のお湯はお肌をスベスベにする効果が高い。(非常に薄い石鹸水に身体浸している事に類似しており、余分な皮脂を溶かしてくれる。) 低張性とは、溶融成分濃度を指しており、人体の細胞液に対しての浸透圧の低いものから「低」「等」「高」とされ、高いほど温泉成分が身体に染込みやすい。その反面、湯あたりもしやすくなる傾向がある。 鹿教湯温泉は、まさに泉質の示す通り「とても柔らかで優しいお湯」であり、陽イオンも多量に含まれていることから、身体の回復などに最適な温泉と言えるのでは無いでしょうか。

物理的作用

お湯そのものが持っている物理的な性質(浮力、静水圧、温度、粘性など)がもたらす身体への作用。 入浴することにより身体は浮力を得て関節や筋肉への負担が軽くなります。麻痺があったり、筋力が弱ったりした人でも動きやすくなります。加えて、湯中に居るだけで、細かい筋肉の運動になります。入浴中の静水圧は、体内の血液分布を大きく変えます。四肢、皮膚、腹部等の静脈血は心臓に向かって移動し、静脈還流が増えます。心臓に負担をかけないように水分調節に関係する多くのホルモンが動員されます。 また、最近注目されている熱ショックタンパク質(HSP)は、細胞が熱等のストレス条件下にさらされた際に発現が上昇し細胞を保護タンパク質の一群です。HSPの一種HSP70は、38-39℃の入浴で最も多く誘導されることがわかっており、微温浴・温浴は、ストレス障害、疲労の回復、傷などの修復、免疫力を高めることに有効なのではないでしょうか。「日常的にぬるい湯に入ることが身体に良い」と考えます。